登記識別情報通知書の様式の変更等について

 

登記済証から登記識別情報の制度に変わって、もう何年も経過しましたね。

 

所有権移転登記売買贈与財産分与相続など)や抵当権設定登記住宅ローンの登記)などの登記申請をすると発行されるのが、登記識別情報です。

 

土地の権利証や家の権利証ってどういうもの?

 

マイホームを新築したとき、家の建て替えをしたとき

 

不動産の生前贈与

 

登記識別情報(権利証)

 

権利書をなくしてしまった場合

 

現行の登記識別情報通知書には、シールが貼ってあって、初期のころの登記識別情報通知書は、シールをはがす際に、はがれにくい場合が多かったです。

 

今は、改善されて、スムーズにシールがはずれるようになっていますが。

 

さて、法務省から、登記識別情報の様式が変更になる旨の発表がありました。

 

登記識別情報が現行のシール方式から、折り込み方式へ変更になるそうです。

 

さらにQRコードも記載されるようです。

 

 

登記識別情報通知書の様式の変更等について

法務省HPより

登記識別情報通知書の様式の変更等について

登記識別情報を通知する際の通知事項の追加について

平成27年2月23日から,登記識別情報の通知の際に,これまでの通知事項に加え,新たにQRコードが追加されますので,お知らせします。

登記識別情報通知書の様式の変更について

現在,登記識別情報通知書の登記識別情報が記載されている部分を見えないようにするために目隠しシールを貼り付けています(以下「シール方式」といいます。)が,今般,シール方式を改め,折り込み方式(登記識別情報を記載した部分が隠れるよう,A4サイズの用紙の下部を折り込んで当該登記識別情報を被覆し,その縁をのり付けする方法)に変更することとしましたので,お知らせします(変更に伴い,証明書用紙も変更となります。)。
なお,当該変更は,平成27年2月23日以降,機器が整備された登記所から順次行いますので,変更日につきましては,御利用される登記所に御確認願います(登記所の窓口に変更日等の「お知らせ」を掲示します。)。
※ 変更日のおおむね1か月前から,本ページでもお知らせします。

以上、法務省HPより

 

順次、各地の法務局で変更になるそうですが、大阪法務局管内の法務局で登記識別情報の様式が変更になるのは、数ヶ月先のようです。

 

大阪の法務局でも登記識別情報が折り込み方式になります

 

登記識別情報通知・未失効照会サービス

 

(6/11追記)

新様式(折り込み方式)の登記識別情報について、まだみかけませんが、先日、地方の法務局に相続登記を申請した友人の司法書士が新様式の登記識別情報に出会ったそうです。

友人の司法書士と、新様式の登記識別情報の再封印についての話になりました。

もうすでに、法令書式センターさんなどで、新様式の登記識別情報の再封印のアイテムが販売されているようです。

 

 新しい登記識別情報通知の封印方法

 

(参考)

法令書式センター

プロテクトシート(折込式識別情報専用)

ミシン目入り情報保護シートで、登記識別情報番号とQRコードの部分にはシートの粘着部分が付着しないようになっているようですね。

 

 

 

世界遺産 知床のサンセット

世界遺産 知床のサンセット

北海道 知床

世界遺産 知床のサンセット

撮影:司法書士・行政書士 柿本大治

 

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